久しく居酒屋に出向いた。 難しいことは考えず。目の前の殿方のことだけを考えて。 ハイボールも汗をかいていて、冷や汗なのか、なんなのか。 他人の方が楽なのかもね、他人の方が、良いのかもしれない。 久々のお酒、久々の深夜１時、他人と過ごした数時間…

夜勤が終わった。 外に出ると生暖かい風。 更衣室からは制汗剤の匂い。 周囲が本格的な夏の到来を知らせる。 音楽が好きな私にとって、 思い出は音楽で成り立ってる気がするな、と。 久しく聴いていなかったLANYの声色を聴いた瞬間、 心臓がぎゅっと締め付け…

梅雨の始まり。 夜勤は苦手、行きたくない。 無事に帰ってこれますように。

暦の上では梅雨に入ったらしい。 最近新しい傘を手に入れたから、梅雨が待ち遠しい気持ち。 昔は雨が大嫌いだった。前髪の巻きが落ちると言って、ヘアアイロンを持ち歩いていた程。 今じゃ髪の毛ごときで気持ちの変化はないし、なんだろう、歳を重ねたせいな…

夏日。 これからこんなにも暑い日々が続くのかと考えたら、憂鬱な気持ちになった。 車の窓を全開にしても、入ってくる風は生温い。 生温いものほど居心地の悪いものはないのではないか。 今日も嫌いな仕事に行った。 仕事を好きになれる日は一体いつ訪れるの…

夏のような日差し。そして冷たい風。 今日ならまだ間に合うのではないか、と急いで秋用のワンピースを纏った。 お気に入りのブルーのワンピース。 そしてお気に入りのシルバーのアクセサリー達。 生きている、そう感じた。 私は素敵なお召し物を纏った瞬間、…